【UE5】データレイヤーについて

【UE5】データレイヤーについて

データレイヤーとは、UE5から追加されたレイヤー管理を目的とした機能です。
主にWorldPartitionシステムとセットで使用するものです。


■データレイヤーの使用目的

  1. 従来のサブレベルでのアクター管理を使いやすくした機能
  2. 任意でストリーミングしてくれる(補助というべきか)機能
  3. 複数のデータレイヤーでアクター管理が行える(いわゆるタグ付け)
3の複数のデータレイヤーに割り当てられたアクターを選択すると詳細にデータレイヤー情報が付与される
生成されたデータレイヤーを開くと、【Runtime】or【Editor】と選択できます。
  • Editor:アクター管理のために使用する
  • Runtime:アクター管理とストリーミングの両方をブループリントまたは C++ 使用して操作できる(昼→夜へ遷移する、ステージを遷移するなど操作できます)

ゲームの仕様にもよりますが大抵はブループリントを使用するので【Runtime】にしておきます。

↓公式ドキュメント
https://dev.epicgames.com/documentation/ja-jp/unreal-engine/world-partition—data-layers-in-unreal-engine?application_version=5.1

EditorとRuntimeの設定の違いは【Load Filter】が選択できるかできないかになります。
これについては、PGと話し合って決めましょう。(大抵はNoneのままでよいです)

↓ 実際に使用した動画をご覧ください!

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